おいかわこどもクリニック
溶連菌感染症

病因:A群溶血性連鎖球菌という細菌の感染でおこります。赤ちゃんや成人には少なく、幼稚園から小学校のこどもに多くみられます。

症状:発熱、のどの痛みにやや遅れて、顔やからだに点状あるいは日焼け用の赤い発疹が出現します。発疹はわきの下や足の付け根などに強く、かゆみを伴うことが多いです。舌が赤くぶつぶつになることもあります(苺舌)。通常2、3日で解熱し、一週間後ぐらいに顔やからだの皮が薄くむけてくることがあります。
溶連菌の感染すべてが、このような典型的な症状を示すわけでなく、咽頭炎や扁桃炎と診断されることがあります。
合併症:肺炎やリウマチ熱などの合併症は最近ではごくまれです。発症後2−3週間で急性腎炎を発症することがあり、最近でもときおりみられるため、発症後約2週間での尿検査が勧められます。

治療:熱のある時は安静にし、入浴をさけます。抗生剤が有効で、急性腎炎など合併症の予防のために少なくとも10日間の投与が推奨されています。

潜伏期、感染期間:潜伏期はだいたい2日ー5日。感染力はそれほど強くなく、兄弟間で1/4ぐらいと言われています。抗生剤の投与により2日ぐらいで他への感染力はなくなると言われています。

出席停止期間:特に決まってはいませんが、抗生剤を飲んで解熱していれば、登校可能です。